放課後等デイサービスで活躍
インドネシアで日本語学校や職業訓練校などの教育事業を展開し、社内でも多数のインドネシア人スタッフが活躍するキャレオス。以前は介護福祉の現場で活躍するスタッフさんを紹介しましたが、今回は「グローバルトレーナー」として放課後等デイサービスで活躍する2人のインドネシア人スタッフさんにインタビューを実施しました。
困っている子をそっと支え、即戦力として活躍する子どもたちの人気者

Q. なぜ日本で働きたいと思ったのですか?
インドネシアの大学で教育について学びました。インドネシア政府のプログラムに参加したり、高校でボランティアをしていましたが、子どもが好きなので、子どもに関わる仕事がしたいと考えていました。友人からフジアカデミーのことを聞き、介護と日本語について2ヶ月くらい勉強してから来日しました。
インドネシアには、障がいのある子どものための教育プログラムがほとんどありません。日本で経験を積めば、いつかインドネシアでも役に立つと思いました。
Q. 配属先ではどんな業務を任されていますか?
「実績」という子どもたちの記録表を準備する担当です。子どもたちのおやつを準備したり、教室を掃除したりもします。1ヶ月半くらい経ち、少しずつ慣れてきました。

一緒に働く先生たちはとても親切にしてくれて、ホームシックも全くありません。日本語はまだ勉強中なので、特に子どもとのコミュニケーションが難しいこともありますが、子どもたちの笑顔を見ることが何よりうれしいです。

Q. 日本でやってみたいこと、行ってみたい所はありますか?
大阪や京都、バリ島は雪が降らないので北海道にも行ってみたいです。アニメの『ワンピース』が大好きなので、カードを集めています。インドネシアではとても高くて、日本の方が手に入りやすいので、集めたいです。
Q. これからの目標を教えてください。
日本語を勉強して、子どもたちとも先生たちとも、もっとスムーズにコミュニケーションが取れるようにしたいです。歴史や政治にも興味があるので、いつか日本の大学にも通うことができたらいいなと思っています。

先輩スタッフからのコメント
言葉の壁はどうしてもありますが、子どもたちの特性や持病といった重要なことは翻訳機を活用しながら理解してもらっています。入社後すぐに即戦力になってくれて、特別な指示を出さなくても、困っている子がいれば声かけをしてくれたり、すごく気配りができる方です。
子どもたちもデヴァ先生に興味津々で、日本語が母国語じゃないということも理解してくれているようです。「息子がデヴァ先生の話しかしないです」と話してくださる保護者の方が何名もいらっしゃったり、「今日はデヴァ先生おる?」と確認する子が何人もいるほど。
言葉の壁はあるけど、本当に頼れる人材です。今後も仕事の幅を広げて、困っている子どもを助けられる先生、子どもたちのヘルプを受け止められる先生になってほしいです。

子どもが大好き! 明るさと笑顔が魅力のポジティブガール

Q. なぜ日本で働きたいと思ったのですか?
インドネシアの大学で日本語教育学科を卒業しました。大学のインターンシッププログラムを活用して、神戸のゴルフ場で1年間働いたこともあります。子どもの頃から漫画とアニメが大好きだったので、高校と大学で日本語を勉強し、インターンシップでも日本を訪れました。いつかは日本に行きたいと思っていたし、日本が大好きです。
大学の先生からフジアカデミーを紹介してもらい、子どもが大好きなのでこの仕事を選びました。それに私の弟も障がいがあります。弟の気持ちが分かるので、ここに来ました。
Q. 配属先ではどんな業務を任されていますか?
宿題を手伝ったり、一緒に遊んだり、運動をしたりします。

最初は子どもたちとのコミュニケーションにちょっと緊張しましたが、先生たちも優しく仕事を教えてくれて、今は慣れてきました。子どもたちが私の名前を覚えてくれて、話しかけてくれるようになって、うれしいです。子どもから新しい言葉や日本の文化をたくさん教えてもらいます。
子どもたちにも先生たちにも、毎日みんなに会えるだけで楽しくてうれしいです。
Q. 日本でやってみたいこと、行ってみたい所はありますか?
旅行が好きなので、原爆ドームに行ったり、いろんな祭りを見に行ったりしました。『崖の上のポニョ』で有名な鞆の浦へ行ってみたいです。
Q. これからの目標を教えてください。
休みの日も毎日、日本語の勉強をしています。今は日本語能力試験のN3を持っていますが、次はN2、そしてN1も目指しています。できるだけ長く日本にいたいと思っていますが、まずは日本語のレベルアップが目標です。
先輩スタッフからのコメント
明るい性格なので、初日から子どもたちの中に自然と溶け込んでいました。インターンで1年神戸にいらっしゃったこともあり、日本語のレベルはかなり高く、困ることなくコミュニケーションが取れています。即戦力として頑張ってくれていますね。
今後は日々の業務をするだけではなく、インドネシアの言葉や文化を遊びにして子どもたちに伝えてもらいたいと思っています。子どもたちもすごく興味があるようで、アグネス先生が来るのを待ちかまえて、インドネシア語のあいさつや単語を教えてもらっています。反対に子どもたちが日本語を教えて、とても良い交流が生まれています。アグネス先生にリードしていただいて、インドネシアのスイーツをみんなで作るのも楽しそうですよね。
生きづらさを抱える子たちの支援をしっかりと身につけて、ゆくゆくはインドネシアの障がいを持つ子どもたちの支援に携わるようなお仕事に就いてもらえると嬉しいなと思います。
