インドネシアに新たな風を巻き起こすために!大規模フォーラムを開催

2025年12月12日、インドネシア・バリ島の都市デンパサールにて「Bali Human Resource Strategy Forum」が開催されました。会場である「プラマサヌールビーチホテル・コンベンションセンター」には、日本から34団体90名、インドネシアから15団体40名、当社スタッフや生徒を含めて合計800名を超える参加者が集結。
特定技能を管轄するインドネシア労働省、技能実習を管轄するインドネシア移住労働者保護省からもゲストが訪れ、「日本の企業がこんな取り組みを!?」と現地ではかなり大きなインパクトを与えることになりました。両省の幹部が同じ壇上で公式な発言をするのは2025年初めてのことで、非常に珍しく貴重な場となりました。


Bali Human Resource Strategy Forumのプログラム
- 1.2025年度後期入学式
- 2.フォーラム
<オープニング対談>
- 労働省・Arfian大臣顧問
- 移住労働者保護省・Dwi総局長、Abriプロモーション局長
<キーノートセッション>
- ①ALSOK介護の「人財確保・育成」と外国人介護士の考え方について
- ②他国における連携強化取組みとインドネシアへの期待
- ③持続可能な人材活用取組み〜HRのグローバルスタンダード〜
- ④送出し国での業種特化人材育成取組みについて
- ⑤外国人介護士の定着活躍にむけたキャリアプランについて
- ⑥介護サービス進出〜インドネシアでのキャリア形成への貢献〜
<分科会>
- ①地域の医療介護連携、医療法人としての海外進出
- ②送出し国でのドライバ―技能訓練取組み、「合宿免許サービス」紹介
- ③インドネシア政府保健省×自治体の介護人材育成連携取組み
<調印式・感謝状贈呈>
- ①基本合意書締結
- 日本介護福祉士の就労資格取得を目指した介護福祉士分野の医療専門家の養成
- インドネシア共和国保健省×青森県×フジアカデミー
- 運転技能を中心とした技能訓練校「フジアカデミー・ジュンブラナ校」の開校
- ジュンブラナ県×フジアカデミー
- 技能実習・特定技能候補者の募集、研修及び日本への就労配置に関する協力
- PT.MIKALA×フジアカデミー

<②感謝状贈呈>
- フジアカデミー生徒に対する授業料全額免除
- カイハラ産業
- 送出機関宛来日前費用の来日後後払いサービスおよび金融教育サービスの提供
- トラスト&トラスト

国際事業部 本部長 竹林剛さんインタビュー
「Bali Human Resource Strategy Forum」の総指揮官、インドネシア在住の竹林本部長にお話を伺いました。

Q. インドネシア現地では国際事業部としてどのような動きをしているのですか?
現在、インドネシアに7校あり、4月に8校目が開校する日本語学校「フジアカデミー」や登録支援機関管理団体の運営など、トータルサポートを大切にしながら外国人雇用支援事業を行っています。インドネシアではまだまだ成長過程にある市場ですので、私たちのビジネスモデルがインドネシアと日本の社会の仕組みを変えられる規模まで拡大していくのが目標です。
フジアカデミーのこれまでの累計入学者は2,000名以上で、2024年度の入学者数だけでも1,000名を超えます。こうした実績から、特定技能実習生を対象とした金融商品をインドネシアの都市銀行と開発したり、医療・介護人材の育成や日本での就労支援に関してインドネシア保健省と基本合意書を締結するなど、単に売上を追い求めるのではなく、社会に役立ち、社会に良い影響を与えていくべく様々なことに取り組んでいます。
Q. 2025年12月に開催されたフォーラムについて教えてください。
今回のフォーラムは、「インドネシア人材と日本企業が幸せになるために、新たな何かを生み出そう」というコンセプトでスタートしました。当初、日本からの招待は50名を予定していましたが、最終的には130人にのぼり、大手企業にも興味を持っていただけていることを実感できました。
インドネシアの保健省、労働省、移住労働者保護省からもゲストを招き、国との連携もより強固になったと思います。
裏話をさせていただくと、やはり国が違えば文化や習慣も違うわけで、ホテルとの打ち合わせがスムーズに行かなかったり、時間にルーズだったり…。トラブルが次々と起こり、頭を悩ませることも多々ありました。ただ、参加してくださった日本企業のみなさんからもうれしい言葉をたくさんいただきましたし、3つの省庁が同じイベントに登壇するということは滅多にないことらしく、「企画力も集客力もすばらしい!」と現地でもお褒めの言葉をいただきました。
Q. 今後の展望を教えてください。
インドネシアには介護に関する資格や制度が著しく不十分で、各省庁に働きかけ、連携を取りながら民間でできることを先行して取り組んでいきたいと考えています。特定技能・技能実習生として日本で資格を取得し、経験を積んでも、インドネシアではキャリアが活かせないのが現状。こういったキャリアの断絶を何とかしたい、実習期間を終えても日本やインドネシアで活躍し続けてほしい、という想いが常にあります。
私たちは生徒一人ひとりの青春時代を、そして人生を預かり、関わらせていただいています。今回のフォーラムは、彼ら、彼女たちの将来を考えていくための大きな一歩になったと思います。こういった働きかけや取り組みは、これからも何らかの形で継続して続けていきたいですね。日本やインドネシアの介護、インドネシアの若い世代にとって明るい兆しとなるような取り組みを今後もしていきたいです。